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本屋が好き [コイスル ココロ?]

本屋が好きで 2時間でも3時間でも ぶらぶらしていられる。
雑誌や目に付いた本をパラパラめくり ついつい購入ということになる。
本屋には 知らなかったお気に入りの本との出会いがたくさん待っているのだ。

が こと 購入を決めている文庫を本屋で探し出せない。
ずらっと並んだ文庫本を前に作家名が「あいうえお順」に並んでいる本棚を順番に探していくのだけれど 
出版社が違ったり はたまた 本屋のイベントで別のコーナーに移動していたりと苦戦苦戦苦戦・・・
そもそも中身や現物確認なしでも購入する気なのだし作家名も作品名もわかっているから 
さっさとあきらめて帰宅、ネットで購入となる。

ここのところ お気に入りの作家や 購入を決めている本などはネットで購入が多い。
検索画面に 作家名や キーワードを入力するだけで画面に表示され 難なくお買い上げ。
そんなことをしているから 本屋での実践能力が低下してしまったんだろうな。

本日も 探し出せずに帰宅して、ネットで購入しようとPCを立ち上げてみたけれど
ふと 「携帯で読める」かも?と 携帯で検索。電子書籍をみつけた。

電子書籍は無料サンプルをダウンロードできるのも うれしい。
人から面白かったよと勧められたり ネットで好んで読んでいるサイトの管理人さん大絶賛であったりしても
実際に購入して読んでみたら 「あれ?」と感じるものも少なくない。

お買い上げしなくても 著作権切れの作品(無料)「青空文庫」パピルス(電子書店)に置いてある。
電子書籍の利用が増え 本という実体が急速に薄れてきている。

だけれど本屋が好きだ。知らなかったお気に入りたちと出会えるのは やっぱり本屋だ。
ネットで出会っただけでは恋心が芽生えない本でも実際に手にとってみたら 一瞬で恋に落ちることがある。

それに 電子書籍はお風呂読書できないのだ。お風呂には文庫本でなくちゃなのだ。

赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/08/12
  • メディア: 文庫