松竹梅効果

日本人ならではの効果かもしれない。
とある業務で３社アイミツをとって　ユーザーに選択いただくことになった。
ユーザー数の分母は万単位。

内容については３社の商品の中で　同一に近いものになるように設定。
が　その中の１社が　国の認可を取りつけていてダントツに安いのだ。

たとえば　A社１００円　B社２００円　C社３００円としよう。
A社は安かろう悪かろうではない。内容的にもA社は　すぐれている。(認可をとっているならではの料金設定)
C社の内容は少し劣っているのに料金が高いとは　なんてこったいという状況なのだ。
C社は社会的な貢献や信頼を得ている企業である。
（もちろんA社もB社も社会的な貢献や信頼を得ている企業である。知らない人が居ない一流企業）

が　C社を選択する人がゼロでない。（というか付保率は二桁）
というか　A社が独占じゃねの？と思われるのに　A社とB社は僅差なのだ。

松竹梅効果。『良い　普通　どうよ』　な３種があった時に真中をチョイスする心理。
これが日本人だそうだ。

そして『どうよ』だけれど　ファン！　だと迷わず『応援チョイス』する精神。

私利ではないところに価値観があるって素敵だなと感じる。